第1章 自閉症スペクトラムとは <目次>

最近、テレビや書籍などでよく目にすることが多くなってきたアスペルガー症候群をはじめとする『自閉症スペクトラム』は、 数十年前まではほとんど認知されておらず、広く知られるようになった現在でも「困ったひと」「自己中心的」「思い通りにならないと暴れる」などと、 ごく一部の強烈な印象が一般的な特徴とされてしまっているところがあります。 そのため、多くの発達障害者が個性を見いだされず、日常生活において困難をしいられています。
当事者のひとりとして、話を始める前に自身の診断名「アスペルガー症候群」を中心に『自閉症スペクトラム』について、お話したいと考えています。
診断までの道のり 障害を知るきっかけ、そして診断まで
アスペルガー症候群の歴史 アスペルガーが見つけた未知のタイプの子供たち
アスペルガー症候群の特徴 自閉症スペクトラムの三つ組の障害
自閉症スペクトラムの分類 【発達凸凹+適応障害】さまざま特徴を持つ発達障害
視覚優位と聴覚優位 同じ診断名でも、正反対の特性を持つ人々
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